12/JU-NI
開発者が語る、12/JU-NIコンディショナーの原料や色のお話し
あわあわ便り 2023年12月号
こんにちは、12/JU-NIシャンプー・コンディショナーの開発者の多胡です。今回も、前回のメルマガに引き続き、社長に代わって私が記事を書いていこうと思います。
前回は12シャンプーの色について、あの褐色っぽい色は加水分解コラーゲン誘導体の色だというお話ししました。今回はコンディショナーの色のお話をしたいと思いますが、結論から申し上げると皆さん話の流れでご想像されている通り、コンディショナーがかすかに褐色っぽいのも実はペプチド類の色だったりします。今回は同じく12のAタイプのコンディショナーの色について、ちょっとした実験も交えてお話ししたいと思います。
■12コンディショナー(Aタイプ)の特徴成分
Type-A(しっとり)の12コンディショナーには、特徴成分として
・ヒートアクティブタイプのコラーゲンペプチド誘導体(表示名称:加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール)
・未加工のコラーゲンペプチド(表示名称:加水分解コラーゲン)
この2種類のコラーゲンペプチド類が結構な分量で入っています。
2種類とも、傷んだ髪を補修してしっとり仕上げる効果のある成分です。でもどちらもやっぱり色が濃くて、ちょっと独特なにおいのある原料なんですよね。どちらも私の大好きな原料です!個性が強くてかなり癖があって使いづらいけど、しっかり仕事をする実力派、そんな感じの子たちです。
■12コンディショナーの色について、実験開始!
さて、早速実験してみましょう。今回もビーカーでコラーゲンペプチド類抜きのコンディショナーベースを作ってみて、最後にペプチド類を添加、色の違いを見てみようと思います。また今回も500mL、製品1本と同じ量を作ってみます。
今回は実験用の撹拌機を使って試作します。コンディショナーも手混ぜで作れないこともないのですが、長時間攪拌しないといけなかったり、熱い状態で混ぜなきゃいけなかったりとちょっと大変ですので今日は撹拌機を使用します。
こんな感じでコンディショナーベースが完成しました。綺麗な真っ白ですね!!
コンディショナーは水の中に油が粒子状になって乳化されている乳化物です。油の粒で光が散乱して白くなるんです。
そしてこちらが2種類のコラーゲンペプチド類、加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオールと、加水分解コラーゲンです。種類が違うので色の濃さや原料の匂いなんかも違ったりします。1本のコンディショナーにこれだけ入ってます。がっつり入ってます。
ちなみに、ペプチドは起源となる原料によって色やにおいや性質も結構違ったりします。Aタイプはしっとり感を重視してコラーゲン由来のものを使用していますが、Bタイプではサラサラ感を出すためにシルク由来のペプチドも入れています。シルクペプチドは匂いはちょっと穏やかなのですが色がつきやすかったりします。他の成分との兼ね合いもあり、空気に触れた部分が後から若干ピンクっぽく変色しちゃう傾向もあります。色だけの問題なので使用感や髪への働きにも影響はないのですが。
ではではさっそく添加してみましょう。
まずは加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオールから添加!
よく混ぜました。一見するとそこまで色は変わってませんね。
次に加水分解コラーゲンを添加します。
ザーッと投入してよく混ぜます。
パッと見そこまで色は変わってないように見えますが、コラーゲンペプチド類有りと無しでボトルに入れて並べて比べてみましょう。
左がコラーゲンペプチド類有り、右がコラーゲンペプチド類無しのコンディショナーです。
並べて比べれば色の違いはちゃんと判りますね。コラーゲンペプチド類無しだと本当に真っ白です。コラーゲンペプチド類を入れるといつもの12コンディショナーの色、褐色みがかって温かみのあるベージュ色と言うか、アイボリーカラーになってます。
実はシャンプーよりもコンディショナーのほうがコラーゲンペプチド類はいっぱい入っているのですが、光を透過しない真っ白なベースの中に入れるとそこまで色は染まらないもんなんですね。
シャンプーよりもコンディショナーのほうが髪に成分を残しやすいということもあり、コンディショナーには量的により贅沢に配合しました。
こんな感じで12コンディショナーもあのベージュ色はコラーゲンペプチド類の色で、たっぷり配合されてる証拠の色なのです。
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