
SOMALI
界面活性剤を世界一わかりやすく
こんにちは!新米チャンです。先日、『四角いだけが、石けんではありません。』というエントリーを投稿しました。は〜なるほど、仰っていただく方も多かった中、副社長のFBに寄せられたこんなコメントを見つけてしまいました…
こんにちは!新米チャンです。
先日、『四角いだけが、石けんではありません。』というエントリーを投稿しました。
https://www.facebook.com/shoichiro.kimura/posts/10153975609226979?pnref=story
は〜なるほど、仰っていただく方も多かった中、副社長のFBに寄せられたこんなコメントを見つけてしまいました…
しかし「界面活性剤自体は、本来混ざりあわない水と油を混ざるようにする作用のことで、その力を利用して汚れを落とします。」ではまだ直観的にわかりにくい。
は!!バレている…。
そうなんです。石けんに関する資料に、本来であれば「界面活性剤」の説明もいれなければなりませんでした。
しかし如何せん自分も勉強中の身で、上手い説明の仕方が思いつかず逃げました汗。
今度はちゃんと界面活性剤について勉強しよう
合成洗剤も石けんも「界面活性剤」。石けん成分でできたものが「石けん」。それ以外の界面活性剤でできたものが「合成洗剤」。
では、そもそも「界面活性剤ってなに?」と思うのが、普通なんです。
界面活性とは、その名前の通り、本来まじりあわないモノの境目=界面を活性させることを言います。(←結局これ以外説明のしようがない汗)
例えば、油と水を混ぜようとしても、分離してしまいますよね?そこに界面活性剤をいれると油と水が混ざる訳です。
衣類についた油汚れは、水だけでは中々落とせません。そこで洗剤をいれると衣類と汚れの界面が活性されて、汚れがとれるという仕組み(らしい)。
実際にみてみると、よく分かる
と言ってもまだ分かりにくく、いまいち自分の中でも腹落ちしなかったので、開発のサポートをうけて実験動画を作ってみました。
いかかでしょうか?!少しは分かりやすくなったでしょうか…?
食べ物にもある、界面活性剤
界面活性剤という単語自体が悪者のように受け取られることが多いですが、自然の中にも界面活性の働きをもつものは結構あります。
例えばマヨネーズは油とお酢で出来ていますが、ドレッシングのように分離しないのは、卵が界面活性剤の働きをしているから!その他にもチョコレートやアイスクリームも界面活性剤なしには存在しえないのだとか。
その他にも様々な産業で欠かせない界面活性剤。もはや界面活性剤くんの活躍なしは、私たちの生活は成り立たないのに、一辺倒に悪者扱いされて何だか可哀想…と思えてなりません。
石けんも天然の界面活性剤なんですよね〜